最終更新:20040109
■ Introduction of Acolyte (1/3)
■ アコライトとは?
● 基礎編 - アコライト
アコライトの特徴
転職クエスト
アコライトの育成方針
スキル取得ガイド
■ ステータスに関する基礎知識
● 育成編 - プリースト(未稿)
● 育成編 - モンク(未稿)
■ Introduction of Acolyte 本稿はアコライト、プリースト、そしてモンクを初めて育てるという初心者向けのドキュメントです。 この通りに育成を行うと、いわゆる量産型のキャラクターが出来上がるでしょう。 ここにあるものは定石というものです。 定石を知ってこその、個性。 MMOに正解はありません。 ここで得た事を、あなたのMyアコライトのための礎としてください。 あなたの選んだアコライトという職は、一人として同じキャラクターにならない、それだけの可能性を持っています。 すでにアコライト/プリースト/モンクに一家言以上ある方へ。 本稿には分かりやすさを優先するため、多くの要素を簡素化し、硬直した論となっている部分が多々あるでしょう。 このあたりは寛大な心でもってお許しいただき、明らかに誤りである部分への指摘をお願いいたします。 切り捨てざるを得なかった要素については、ゲーム内にて補完される事を理想とします。 その一助として、関連サイトへのリンクを各章に置きます。 このドキュメントが不完全であると認識すること。 それこそが、アコプリという職を理解する第一歩となるでしょう。 当サイトは、型にとらわれることの無い、個性的なアコライト育成を応援します。 |
■ アコライトとは? アコライトは、他職に比べて少々毛色の違う職業です。 パーティにおいては、主に支援と回復を司り、時には不死/悪魔型モンスターに対する殲滅力として期待されます。 また戦士としての素養も備え、時には前衛に立って戦うことも可能です。 1次職であるアコライトは、2次職であるプリースト、またはモンクへと転職することができます。 プリーストはアコライトの基本的な特徴を、さらに強化した、まさに正統進化と言える職業です。 その強力な支援スキルを駆使して、PTプレイ時にはまさに大黒柱といえる働きをします。 その一方で、ソロプレイにおいては、他の戦闘職のような圧倒的な攻撃力にはかけるものの、そのブースト能力で高い持久性を誇り、他職に勝るとも劣らない効率を叩き出すことも可能です。 もちろんそのすべてをいかんなく発揮するには高いBaseLvが必要となりますが、それだけのポテンシャルを秘めた職業であると言えるでしょう。 モンクは、アコライトの戦士としての能力を開花させた、特殊戦闘職です。 剣士の体力と盗賊の身軽さを持ち、己の肉体の身を使った攻撃で敵を倒します。 アコライトの支援スキルを使用したブーストと、コンボや気功などのスキル攻撃を駆使したマルチな活躍が期待されます。 夢見るは、一撃必殺。 そのポテンシャルはまだまだ計り知れません。 次の章から始まる基本編では、1次職であるアコライトの基礎と、ROの基礎であるステータスについて解説します。 さらにその次に続く育成編では、プリーストとモンク、さらにその中で分化したタイプ別に、その特徴と育成の手順ついて解説します。 |
● 基本編 - 1次職解説 | |||||||||||||||||||||||||
|
■ アコライトの特徴
>> 可能性を秘めた基礎能力 アコライトは平均的なHP係数と、比較的高いSP係数をもち、バランスの良いJobボーナスを持った職業です。 これは"並"のHP量(MHP)と"そこそこ"のSP量(MSP)を持ち、そして多様な成長が許されているということを意味します。 しかし、これは逆に他の職に比べて、特質すべき長所が無いという意味でもあります。 アコライトは育て方一つでまったく違ったキャラクターになります。 例えば支援に特化した場合と物理攻撃に特化した場合では、まったく別の職業と言っても過言ではない程の差があります。 育成においては、他の職よりもより気を使い、計画性を持った育成が必要です。 この点から、少々難易度の高い職業と言えるかもしれません。 >> 多彩なスキル スキルに関しては、実に豊富な選択肢があります。 すべてを取りきることは不可能であるため、頭を悩ますことになるでしょう。 そのスキルの多くが、敵ではなく自分や味方に対して使用し、その能力を引き上げる効果を持っています。 スキルの選択は、ROのキャラクターの一生を決める最も重要な要素です。慎重に行う必要があります。 もっとも重要なスキルはアコライトの代名詞でもある"ヒール"です。自分と味方のHPを回復するこのスキルは、すべての回復手段のなかでもっとも優れています。 "ブレッシング"や"速度増加"などの味方のステータスを引き上げるスキルも、どんなにレベルが上がっても使用することになる強力なスキルです。 さらに"ワープポータル"を使用すれば、事前に記憶した任意の場所に移動することができるゲートを開くことも可能です。 これを利用した転送屋商売、通称"ポタ屋"はアコライトの特権的なおこずかい稼ぎにもなっています。 スキルに関するより詳細な情報は[AcolyteSkill]セクションを参照してください。 また次に続く育成方針の中でも、スキルについては多く触れていくことになります。 >> 限定された装備 使用 可能な武器ついては、刃のついていない鈍器と杖に限定されます。 鈍器は他の武器と比べても優秀な部類にはいりますが、片手剣などに比べると全体的に威力(武器ATK)が低く抑えられてる傾向にあります。 また小型のモンスターに対しては、その威力を十分に発揮することができません(Size補正)。 杖はその性格上、直接攻撃には向きませんが、魔法を使用する際には、その威力を高める効果があります。 防具に関しては、あまり恵まれてるとは言えません。 とは言っても、これはバリバリの前衛職である剣士やシーフに比べてのことで、それに準じた防具が装備できます。 精錬しだいでは、前線に立つに十分な防御力を得ることができるでしょう。 これら装備品ついての詳細は、[Equipment]セクションにて解説します。 |
■ 転職クエスト ノービスがアコライトに転職するためには、転職条件を満たし、かつ転職クエストをクリアする必要があります。 ・アコライト転職条件 ノービスJobLv10 (初心者基本スキル Lv9) ・アコライト転職クエスト アコライトの転職クエストは、プロンテラ大聖堂で行います。 プロンテラ大聖堂の右側の部屋にいるマルシス神父に転職を申し出ることで、転職クエストがスタートします。 神父の指示に従い、各地に散らばっている聖職者に挨拶をしに行くという内容です。 指定される場所にもよりますが、比較的難易度は低いといえるでしょう。 転職クエストについての詳細が知りたい場合には、次のリンクを参照してください。 → アコライト転職クエスト詳細 |
■ アコライトの育成方針 1次職であるアコライトは、2次職のプリースト、またはモンクへ転職するための修行期間です。 このためアコライトの育成方針は、2次職を視野に入れた上で決定する必要があります。 アコライト時代の狩りは、他の職業と比べて特質すべき戦闘能力にかけるため、地味で辛い日々となりがちです。 もちろん具体的な育て方や育成資金、知識でもその過程は大きく変わるものですが。 あなたが選ぶ道は支援に長けたプリーストでしょうか。それとも一撃必殺を夢見るモンクでしょうか。 またどんなタイプのプリーストになるのか、どんなスタイルのモンクになるのかという事も重要です。 アコライト時代から明確なビジョンとして持っておくことをお勧めします。 詳細なタイプ別の育成方針は、後の2次職解説に譲るとして、ここでは大まかな道筋を考えて見ます。 アコライトには大別して二つの方向性があります。 STRやAGIを重視して、前衛〜中衛を担う戦闘タイプ。 INTを重視した後衛、支援と回復を司る魔法使いタイプ。 前者はモンクや「殴りプリ」と呼ばれる戦闘型プリーストへの道。 後者はプリーストの花形である支援型への道です。 あるいは阿修羅覇凰拳に命をかけた阿修羅特化型モンク志望、これも後者に入ります。 この二種類の選択だけは早めに決めておかなければなりません。 ノービスの時代から、早くもこの二つのタイプは違う道程を歩み始めることになります。 戦闘タイプを選択したあなたは、初期値としてSTRとAGIとDEXに9を割り当てたことでしょう。 残念ながらこのゲームでは中途半端なバランス振りは意味が薄いため、このようになります。 ノービス〜アコライト時代のこのタイプは、狩場にあわせてミスの出ないDEXを確保した後、STRとAGIにバランスよく振っていくのが基本になります。 基本的に他の戦闘職と同じ育成方針となり、下積み時代としては割と楽な部類かもしれません。 魔法使いタイプを選択したあなたの初期ステータスはINTが9になっていると思います。 AGI-LUK、VIT-DEXをどうするかは、タイプにもよるのでここでは不問にします。 このタイプは「基本的に」一辺倒なINT振りになります。 できるだけ早いLvでINTを完成させるのが目標です。 防御ステータスが無く、STRを上げないので殲滅力も無い、またマジのような攻撃魔法にも乏しいアコライトでは、それなりにハードな道のりとなるでしょう。 INTがある程度完成に近づけば、ヒールボムをメインにしたアンデット狩りが出来ますが、それまでは低級狩場にひたすら監禁されることを覚悟しましょう。 |
■ スキル取得ガイド アコライト時代のスキル取得について。 スキルについても2次職への転職を見越した計画が必要になりますが、スキルポイントを余らせておくのは誤クリックの危険もあって不安なものです。 それに覚えたスキルはすぐに使ってみたいのが人情というもの。 ここではスキル取得についての考え方を示す意味で、先人達が残してきた"間違いの少ない"スキル取得例を示します。 これは必ずこのように取ればいいという事ではありません。 他の項目と同じく、一つの定石であることを念頭に置いて、自分なりのアレンジを考えてみてください。
実はプリーストを目指す場合、スキルの取得ではあまり悩む余地がありません。 支援を志しても、殴りプリの道を選んだ場合でもアコライトスキルの選択にはさほど差はなかったりします。 上記のJob47転職セットがもっともスタンダードとされるアコライトのスキル取得例です。 必要最低限を押さえ、必要十分が満たされた、実用性の高い構成になっています。 アレンジを加えるならばJOB50を目指して、あと3つキュアや速度減少等を追加で取得するか、あるいは極VIT型向けにエンジェラスを補完、さらにプリーストのポイントを使ってエンジェラスを10まで取るという道が考えられるでしょう。 逆にJob47以下で転職するならば、エンジェラス/アクアベネディクタ/ニューマのいずれかを切り捨てることになりますが、それぞれに有用または有用スキルの前提でもあるので、後々プリーストのポイントによる補完が必要になる可能性もあります。 このあたりは後々の事も考えて計画的に考えたいところです。 実際の取得では成長に合わせてヒールを適宜あげつつ、移動用の速度増加と利便性の高いポタセットを優先して取っていくのがお勧めです。
モンクの場合は、プリーストと違ってかなり頭の痛い選択となります。 まずモンクの全てのスキルの基礎である鉄拳の前提としてのDP/DBで20ポイントが持っていかれます。 さらにブレスが後々の事を考えるとどうしても必要なため、これで更に10ポイントが引かれます。 残るはJob50転職の場合19ポイント。 次に上がる選択肢は3つ。 ヒール/速度増加/ポタセット この3つのうち、どれか一つを切り捨てなければならなくなります。 これが上にしめした3つの取得例です。 おそらくもっともポピュラーなのが1番目のポタ切りセット。 ポータルはプリーストに任せてしまおう、という考え方。 しかしニューマが使えないのがちょっと残念。 2番目は速度増加を移動用に1だけに絞った例。 機動性は抜群ですが、AGI型の場合は重要な戦闘スキルを切り捨てている事になるので中盤以降で苦労することになるでしょう。VIT型ならありかもしれません。 3番目はヒールを最低限に抑えた場合。 ヒールは確かにレベルによって劇的な効果増強があるわけではないため、比較的レベルを抑える事が容易と言えます。 しかしそれでもLv3では辛いはずです。 さらにIAまでも10は修められないという欠点もあります。 実質的には1番目以外の選択肢を選んだ場合、モンクのポイントでアコライトスキルを補完することになるはずです。 IAやヒールの欠如は、戦闘職にとってそれほどに痛手となりえます。 モンクのポイントを全てモンクで使いたいと考えるのならば、やはり1番目がお勧めです。 ただし、モンクの強さはアコライトスキルがその多くを支えているというのが現実だったりもします。 クセのつよいモンクスキルよりも、アコライトスキルの方がはるかに優秀であることが多いのです。 特にアコライトスキル、モンクスキルと区別せず、欲しいスキルを取っていくというのもスキル選びの正しい姿と言えるでしょう。 実際の取得では、やはりプリーストの場合と同じくヒールと速度増加を優先しながら、転職への追い込みに向けてブレス/DP/DBを上げきるというスタイルがお勧めです。 転職を早めてJobを低く抑える場合は、ヒールからまずポイント削って、モンクのポイントでの補完を考慮に入れて行くのが良いでしょう。 |
・基本情報 ┏ HP ┃ SP ┃ BaseLv ┃ JobLv ┃ Exp ┃ Weight ┗ Zeny |
・ステータス(基本) ┏ STR ┃ AGI ┃ VIT ┃ INT ┃ DEX ┗ LUK ・ステータス(拡張) ┏ ATK ┃ DEF ┃ MATK ┃ MDEF ┃ HIT ┃ FLEE ┃ ASPD ┃ Critical ┃ Status Point ┗ Guild |
>>必要BaseExp | >>必要JobExp | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
[>VITによるMHP増加 VITによるMHP増加は単純な1次増加をとる。 MHPはBaseによっても変化し、こちらは2次増加であるが、VITの効果とは関係ないので割愛。 下のグラフはプリーストのBaseLvとVITによるMHP増加。 [クリックで拡大] このMHP増加効果こそがVITの真の効果と言っても過言ではない。 MHPが増加するメリットは、事故防止。 モンハウに誤って突っ込んでしまった、ラグってヒールが出来ない、PT崩壊時の緊急避難、高レベルモンスターの強打攻撃。 こういった局面での保険となる。 デスペナがきつくなるLv90↑では見逃せない効果であろう。 |
[> INTによるSP自然回復速度 |
[> スキル詠唱速度 参考: 7kai shinda poring → [ A Tongue Twister ] |
[> 減算DEF(VIT)による防御効果 VITによる減算DEF。 これは1次増加をとる。被ダメ自体はそれに従い1次減少。 [クリックで拡大] グラフのサンプルは実戦的なところで、一般的なフル精錬のDEF47/タラ盾あり/Lv90木琴装備を想定。 AGIとは違い、低VITからその効果が着実に出ていることがわかる。 ただし厳密には減算DEFも複数のモンスターを相手にすることによって低下する点に注意。 |
[> FLEE効果 [クリックで拡大] グラフの青い曲線は高FLEEになるに従い、FLEEの効果が飛躍的に向上することを示している。 POTの消費スピード低下し、その裏返しである狩場での滞在時間が加速度的に伸びる。 これが近接職ソロの立場に立ったFLEE評価。 対してグラフの赤い直線は支援プリの立場からの評価。 回避率10%→20%のアップでも、80%→90%の場合でも、それによって節約できるヒール回数は同じ。 |
より詳細なステータス効果については、原典である
OptimizeProject
みすとれ巣
を参照のこと。
Copyright (C): | "RAGNAROK ONLINE" 2003 GRAVITY Corp & Lee Myoung-jin(DTDS studio), All rights Reserved. |
"ラグナロクオンライン"2003 GungHo Online Entertainment., Inc All Rights Reserved. |